成人式の振袖選びで 親と意見が合わない②
振袖選びで、親子で好みが合わず、意見が対立してしまった場合にはどうしたら良いのでしょう。先のコラムの続きです。
振袖代は両親や祖父母が出してくださっている敬意を忘れず
ハタチを迎えるかたに、レンタルにせよ、購入にせよ、高額な費用がかかる振袖の代金を出せる方はほとんどいません。おそらくは、ご両親や祖父母のかたが、その費用を負担してくださっているはず。
『金も出すが口も出す』は当然と思って、素直に意見を取り入れる気持ちはもっていてくださいね。
意見対立を防ぐためには、事前調査が効果的
親御さんの着てもらいたい振袖と、着たい振袖のイメージがかけ離れてしまうことを避けるために、一番効果的なのは、いきなり振袖店に行くのではなく、まずは事前にどんな振袖があるのかを調査しておくことです。
振袖ショップでは、カタログなどを無料で送ってくださるところも多数あります。また、ネットにはたくさんの振袖が掲載されていますから、それらを親御さんにも見せて、事前にイメージを親子で固めておくことは、とても大切です。
好みの色や、絵柄、コーディネートなど、楽しみながらイメージを作っていく作業を一緒にしてみると良いでしょう。
それでも意見が分かれてしまうときには
どうしても親御さんと意見が分かれてしまうという場合には、どうしたら良いでしょうか?
そんなかたは、前撮り写真撮影と、成人式当日の振袖を違ったものを着ると良いと思います。二着購入というわけにはいかないでしょうから、レンタル振袖を有効活用しましょう。
前撮り撮影には、衣装代を含んでいる写真スタジオも数多くあります。自分の希望も、親のの好みも両方かなえられますから、前撮り撮影をうまく使ってくださいね。
おばあさまも振袖選びに付き合ってもらう
親子だと遠慮がない分、どうしても意見対立が起こりやすいもの。もしも近くに、おばあさまがいらっしゃるなら、振袖の下見には、おばあさまにもお付き合いしてもらっては?
お母さまより、和服の経験値も高いでしょうし、お母さまにとって姑様だった場合には、遠慮もあります。おばあさまもご一緒なら、3世代で振袖試着に行けるという、この上ない、幸せなイベントにもなるのです。ぜひ、おばあさまにもお声をかけてみてくださいね。
まとめ
成人式は一生に一度の晴れの日です。親子で振袖の好みが違って、ケンカしたこともいつかは良い思い出になるのかもしれませんが、できることなら無用ないさかいはなく、晴れの日を迎えたいもの。
成人式はこれまで育ててくださったご両親に感謝する日でもあるのですから、家族で笑顔で当日を迎えられるよう、和気あいあいに楽しい振袖選びをしてください。
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