成人式の振袖に必要な小物①

成人式で振袖を着る際、お着物だけでなく、それに合わせる小物選びもとても重要です。「どんな小物を揃えればいいの?」と迷われる方も多いのではないでしょうか?実は、小物次第で全体の印象が大きく変わることもありますので小物選びは重要になります。
そこで今回は、振袖に欠かせない一般的な小物をご紹介します。帯締めや帯揚げ、草履、バッグなど、振袖スタイルをさらに華やかに引き立てるアイテムを選ぶポイントをご紹介します。成人式を思い出に残る特別な日にするために、ぜひ小物選びにもこだわってみてください。
帯
まずはなんといっても大切なのは帯です。着物全体の印象を決定づけるものであり、デザインは、刺繍や織り柄が施されたものが多く、金糸や銀糸が使われた豪華なものも一般的です。振袖自体が華やかなため、それに負けない存在感のあるデザインが選ばれることが多いです。
振袖の結び方も種類がありますが、代表的なのは「ふくら雀(ふくらすずめ)」や「立て矢結び」などがあります。これらは帯の長さや柄を活かし、立体的で華やかな形を作ることで、後ろ姿をより美しく演出します。
帯揚げ
帯揚げは、着物コーディネートに欠かせないアイテムで、帯の上部に華やかさを添える布です。主に絹などの上質な素材で作られ、柔らかくしなやかな質感が特徴です。そのため、結びやすく美しい仕上がりが期待できます。帯揚げは、フォーマルな場面やカジュアルな装いまで幅広く活用され、デザインや色合いを工夫することで、個性や季節感を表現することも可能です。コーディネートのポイントとなる帯揚げは、和装をより魅力的に引き立てる重要なアイテムとして、多くの方に愛用されています。
帯締め
帯を固定するための紐で、装飾性が高いデザインが多いです。帯締めは、帯の中心部に巻かれ、装飾的な結び方をすることで、着物全体の美しさや華やかさを引き立てます。見た目の装飾だけでなく、帯がずれないようにしっかりと固定する機能的な役割も果たします。
長襦袢(ながじゅばん)
着物の下に着るインナーのような役割を果たします。着物を直接肌に触れさせず、汗を吸収して清潔感を保ってくれます。
そして振袖の美しいシルエットを作るために、長襦袢は身体と振袖の間で滑らかさを保ち、着崩れを防いでくれる役割も果たしてくれます。また、長襦袢自体にも襟や袖に装飾が施されている場合があり、特に襟元は、振袖の衿元から少しだけ見えるため、刺繍や美しい色の生地を使って華やかさを演出することもあります。
襟芯(えりしん)
襟芯とは、振袖を着る際に襟の形を美しく保つために使用されるアイテムで、長襦袢の襟の中に差し込んで使うものです。襟芯を使うことで、振袖の襟元がしっかりと立ち、整った形をキープすることができるため、着物全体の印象がより上品で美しくなります。
足袋
伝統的な白い靴下で、草履を履く際に足を守るために使います。素材は主に綿や麻などの天然素材が使われており、足に心地よいフィット感を提供します。近年では、化学繊維製のものもあります。
草履
草履は、伝統的な日本の履物で、着物に合わせて履くものです。主に布や革、ビニールなどで作られた平底のサンダルのような形状をしており、鼻緒(はなお)という布で足を固定します。草履は着物全体のコーディネートの一部であり、色や素材にもこだわりましょう。
振袖小物はあなたらしさを表現する大切なアイテム
成人式は一生に一度の大切なイベント。その中でも、振袖に合わせる小物は全体のコーディネートを完成させる重要なポイントです。成人式振袖の小物は、細部までこだわることであなたの魅力を引き立ててくれるのです。振袖 小物 コーディネートをしっかり考え、素敵な成人式を迎えましょう。(②に続く)
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