ふりそでコラム

成人式に振袖を着るようになった歴史と由来

成人式で振袖を着るのは、日本ならではの伝統文化です。しかし、その起源や由来を詳しく知っている人は意外と少ないのではないでしょうか?また、成人式そのものの歴史についても、正確に理解している人は多くありません。

成人式は人生の大きな節目となる重要な儀式であり、古くから受け継がれてきました。では、なぜ振袖を着る習慣が定着したのか、そして成人式のルーツはどこにあるのかをご存じでしょうか?

今回の記事では、成人式の歴史や由来をご紹介していきます。振袖の意味や、日本文化における成人式の役割を知ることで、より深い理解を得られるでしょう。成人式を迎える方はもちろん、伝統文化に興味がある方もぜひご覧ください。

成人式の由来と歴史

成人式の起源は、日本の伝統的な通過儀礼である「元服(げんぷく)」にさかのぼります。この儀式は平安時代から江戸時代にかけて行われ、主に貴族や武士の男子が成人として認められるための重要な節目でした。一方、女性には「裳着(もぎ)」や「結髪(けっぱつ)」といった成人の儀式が存在しました。

●元服とは?

元服とは、男子が12歳から16歳頃に行う成人儀礼であり、髪型を大人仕様に整え、服装を改め、さらに新しい名前を授かることが特徴でした。この儀式を経ることで、社会的に一人前の大人と見なされるようになりました。これに対し、女性は「裳着」や「結髪」と呼ばれる儀式を行い、成人としての自覚を持つ機会とされていました。

●近代の成人式の始まりから現在のスタイルに確立されるまで

現在の成人式のルーツは、1946年(昭和21年)に埼玉県蕨市(わらびし)で開催された「青年祭」にあります。戦後の混乱期において、若者に未来への希望を与えることを目的として企画され、これが全国へと広まりました。これを契機に、各地で成人式が実施されるようになり、現在の形へと進化していきました。

成人の日は、1948年(昭和23年)に1月15日が「成人の日」として国民の祝日に制定されました。しかし、2000年(平成12年)からは「ハッピーマンデー制度」によって、1月の第2月曜日に変更され、現在の成人式のスタイルが確立されました。

成人式で着物を着るようになった歴史とは?

 

振袖のルーツと発展

振袖の原型は平安時代にさかのぼります。当時、貴族の女性が着ていた「小袖(こそで)」が基となっています。この時代の小袖は袖丈が短かったものの、次第に袖が長くなり、振袖の形へと発展していきました。

江戸時代になると、振袖は未婚女性の正装として確立されました。この時代、袖の長さには意味があり、特に若い女性が着る振袖は袖丈が長く、優雅さや若さを象徴するものとされました。袖を振る動作には「厄払いや厄除け」の意味があり、良縁を引き寄せるとも信じられていました。

また、江戸時代中期から後期にかけて、振袖は次第に豪華になり、格式のある場での正装として認識されるようになりました。この頃から、成人を迎える儀式に振袖を着る習慣が根付いていきました。

明治時代になると、西洋文化の影響を受け、和服の着用機会が減少しました。しかし、振袖は引き続き未婚女性の礼装としての地位を保ちました。特に、大正時代には華やかなデザインが流行し、成人女性が着る衣装としての位置づけがより強まったのです。

成人式に振袖を着ることの意味とは?

●未婚女性の第一礼装としての格式

振袖は未婚女性にとって最も格式の高い正装であり、日本の伝統的な文化の中で特別な意味を持つ着物です。成人式は人生の節目となる重要な儀式であり、正式な場にふさわしい装いが求められます。そのため、格式のある振袖を着用することが一般的とされています。振袖は華やかさと品格を兼ね備えた衣装であり、新成人としての誇りを持ち、成人としての自覚を深めるための重要な役割を果たしています。

●厄払いの意味を持つ

古くから日本では、「袖を振ることで厄を払い、幸運を呼び込む」と考えられてきました。振袖の「振る」という動作には、邪気を払う意味が込められており、新しい人生の門出となる成人式には最適な衣装とされています。また、振袖は袖が長く、美しい流線形のデザインが特徴的であり、その動きが厄払いの象徴ともなっています。このように、伝統的な意味合いを大切にしながら振袖を着ることは、日本文化を継承するうえでも重要な役割を果たします。

●華やかさと特別感を演出する装い

成人式は一生に一度の大切なイベントであり、人生の節目を祝う晴れの日です。そのため、普段の洋服とは異なる、華やかで格式のある振袖を着ることによって、特別な日の雰囲気をより一層引き立てます。振袖は色鮮やかな柄や豪華な刺繍が施されており、着るだけで華やかさを演出できます。写真撮影などの思い出作りにも最適であり、後々まで記憶に残る特別な一日を彩る衣装として、多くの女性に選ばれています。

まとめ

成人式で振袖が着られる理由には、長い歴史と深い意味があります。振袖は、江戸時代から未婚女性の正装として受け継がれ、厄払いの意味も込められてきました。また、成人を迎える人生の節目にふさわしい華やかで格式の高い装いとして、日本文化に根付いています。

そして時代が変わっても、振袖は成人式の定番の衣装として選ばれ続けています。その理由の一つが、振袖の華やかさと特別感です。美しい色や柄、豪華な刺繍が施された振袖は、新成人の晴れの日を華やかに演出し、人生の新たな門出を祝う象徴的な衣装となっています。

成人式に振袖を着ることは、単なる習慣ではなく、日本の文化や美意識を次世代へと受け継ぐ大切な機会でもあります。これから成人式を迎える方は、ぜひ自分にぴったりの振袖を選び、特別な一日を彩ってみてはいかがでしょうか。

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